睡眠の質を高める簡単メソッド②

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入浴

人は一度上がった体温が下がっていく時に眠気を感じるようです。入浴で物理的に体温を上げてあげれば、それが冷めることで眠気を感じることができて、スムーズに入眠することができるでしょう。
熱いお湯に入るよりもぬるめ(38度~40度)のお湯にゆったりと浸かることで、副交感神経が優位になってリラックスすることができます。普段シャワーだけで済ませているという人も、10分程度でOKなのでお湯に浸かるようにした方が良いでしょう。お湯に浸かる習慣がない人は入浴剤を入れてみるとお風呂タイムを楽しく過ごすことができるかもしれません。

寝具

人それぞれ好みがある寝具ですが、自分の体に合った寝具を使う方がより疲労を回復させる効果が高く、さらに翌日も疲れにくくなる、という実験結果があります。安いからといって適当にセット寝具を買ってしまうこともあるかもしれませんが、少なくとも敷ふとんやマットレスは自分の体に合ったものを使うようにしましょう。枕の高さが合わない場合はバスタオルなどでも手軽に調整することができます。

衣服

寝る時には汗を吸ってくれて保湿にも優れた肌触りの良い綿100%やシルク素材のパジャマがオススメ。寝返りをしやすいようにゆったりとしたサイズのものを選びましょう。夏場でもクーラーなどで冷えすぎないように長袖のものがオススメです。冬場は保温性の高いフランネルなどで首元や袖口の空きが少ないものを選ぶのが良いでしょう。パーカーなどフードがあるものは首元を圧迫してしまうことがあるのでパジャマとしての着用は避けましょう。

寝室

寝る時間より少し前から、部屋の明かりを少し暗めにしておくことで、体に「もうすぐ寝るよ」というサインを送ってあげましょう。いつもより寝つきがよく感じるかもしれません。リラックス効果のあるアロマを焚くのも良いでしょう。就寝時に火を消し忘れるのを防ぐため、火を使わないタイプのディフューザーを使うのをオススメします。外の街灯などの強い明かりが目に入らないように、カーテンを引くのも忘れずに。

入眠儀式

眠る前に必ずする習慣的な行動はありますか?お風呂に入る、歯を磨く、髪の毛を乾かす、トイレに行く、水を飲む、パジャマに着替えるなど人それぞれですが、ほとんどの人が無意識的に“寝る準備”をしてからベッドに入ると思います。実はそれらの行動が脳に「これから眠りますよ」という信号を送っているようなのです。簡単なものでいいので、ひとつ以上そういう習慣を持っているとスムーズに睡眠に移行できたり、より深い眠りにつくことができるかもしれません。PCやスマホを見るのは逆に脳が覚醒してしまうので避けるようにしましょう。